あな防メンバー・影山理恵の
土に触れ、命を感じる。
雨上がりの畑づくり体験記
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あいにくの小雨模様でしたが、私たちの心は晴れやかでした。
亀さん(地元の農家さん)のご厚意でお借りした畑に
足を踏み入れると、ひんやりとした土の感触が全身に伝わります。
3歳児も大きなクワをかついで、よいせよいせと土を耕していました。
子どもたちの賑やかな声が響き渡る中、大人も一緒になって泥にまみれる。
この「土の匂い」と「感触」こそ、デジタルな日常では味わえない体験だと感じました。
実は前日、近隣で熊の目撃情報がありました。
しかし、当日は徹底した見守り体制を敷き、熊鈴も準備していただきました。
そんな少しの緊張感があるからこそ、遠くで響くキジの「ケーン、ケーン」という鋭い鳴き声が、普段以上に自然の深さを物語っているようでした。
野生の息遣いを感じながらの作業は、防災活動にも通じる「自然への畏敬の念」を再確認させてくれる貴重な時間となりました。
作業の合間、子どもたちはまるでお兄さん・お姉さんに甘えるように、シャボン玉や綿毛を飛ばしたり、雨に濡れないようにレジャーシートに隠れたり、おやつを食べたりしていました。
こうした「のびのびとした時間」こそが、いざという時に助け合える「地域の顔が見える関係」を育んでくれるのだと思います。
雨は冷たく、途中から強風の影響もあって、作業は決して楽ではありませんでしたが、終わってみれば清々しい達成感に包まれていました。
今回植えた苗が、厳しい自然の中でどう育っていくのか。
子どもたちと共に、私たちもその成長を見守っていきたいと思います。
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<あな防メンバー紹介>
影山理恵
郡山市在住。二児の母。フリーの医師として、福島・宮城を
股にかけ病院勤務や訪問診療に携わる。地域医療に造詣が深い。
あな防ではメインの活動=訪問防災の中心になって活動予定。
真面目で実直、熱意の塊・人情派!
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